映画【オデュッセイア】
先日、映画【オデュッセイア】を観てきました。IMAXで観るのがお勧めです。
しっかりとした劇評はこちらをご覧ください。
映画com【オデュッセイア】
以下、ネタバレと自分語りです。
172分、3時間近い長編です。まず心配になったのがトイレ。映画館に行く前にAIに聞いたら「開始1時間20分から45分のキルケ島シーンのあたりがストーリーがゆっくりと流れているのでトイレタイムに最適、2時間を過ぎたあたりからは行かない方が良い」と教えてくれた。便利な時代だな。
しかし、実際はトイレどころか退屈すらしないシーンの連続だった。ノーラン監督らしい、時間の入れ子構造の見せ場が続き、腰の痛みもそれほど気にならない。しかも、「人生とは」と考えさせられることも、教訓も受け取らなくてすみ、とっても楽しんだ。凄い!超娯楽大作ってこれだね。
ただそれじゃこれを書いてる楽しみが無いので、なにか教訓がないかと振り返ると女神カリュプソーの島のエピソードがあった。
Wikipediaによると、カリュプソーの住むオーギュギアー島は、青々とした木々に囲まれて果実を実らせた葡萄棚があり、四つの泉があり花咲く草原が広がってる。空中には香木の香りが漂い、外界から完全に隔絶されている楽園の島です。
オーギュギアー島で彼は愛してくれる女神の力で不老不死になり、傷は癒えて痛みは無く、飢えることも無くなった。そんな島から彼は去った。
この場面で、ノージックの【体験機械】やイーグルスの【ホテルカリフォルニア】、【浦島太郎】を連想しました。どれも楽園の物語です。
体験機械に繋がれば、愛も幸福も現実と区別できない形で経験できる。
ホテルカリフォルニアはチェックアウトできない不気味さがあるが、快適で魅力がある。
竜宮城は、金銀財宝に囲まれ、鯛やヒラメの舞い踊りで楽しそう。
おれは、もし自分が独身で余命も少ないとしたら体験機械を使うと思う。
機械に繋がれて、短歌だけじゃなく小説も生前に評価され、家庭円満で裕福な石川啄木の日々を脳内で過ごしているだけでも悪くない。
だが、オデュッセウスも浦島太郎も楽園を出て故郷に帰る。オデュッセウスは妻子がいたけど、浦島太郎って独身だったよね?それなのに乙姫を残して竜宮城を去り故郷へ帰る。帰郷の念って楽園を去るほど強いものなのかな。
父が自衛官で転居が多かったこともあり【故郷】って感覚が全くない。だから、妻子のもとに帰りたいというオデュッセウスの願いには共感するが、浦島太郎の帰郷願望が分からない。
浦島太郎は竜宮城を捨てて故郷に帰った。逃亡犯ですら故郷を目指すらしい。その感覚が分からない。だからこそ気になる。
おれ「短歌だけじゃなく小説も生前に評価され、家庭円満で裕福な石川啄木。どんな人になっただろう。人格は相変わらずクズかな?」
チャッピー「大金持ちになっただけで、相変わらず面倒くさい啄木。なんだか啄木らしい気もします。😅」
今月のインタビューは休載します。先月のインタビュー【対談・ソードクィーンと救済】です。
対談・ソードクィーンと救済
今月の運勢を掲載しました。参考にしてください。
9月【9月7日から10月7日】の運勢
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