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ムーランルージュ

妻が7月に帝劇のチケットが取れたというので、予習のために映画【ムーランルージュ】を観ました。ベタベタなラブストーリーでした。ちょっと泣いてしまった。一人で良かった。


1990年6月15日、何を観たかは覚えてないが少なくともラブストーリーじゃなかった。というか、テレビがなかったw

テレビどころか、車やエアコン、冷蔵庫や洗濯機もなかった。食事用のテーブルもなかったので、食事の時はキッチンの床に布を敷いて買ってきた弁当を食べてた。
持っていたのは大きなラジカセと森田童子とDoorsのカセットテープが数本。
部屋だけは一人住まいなのに社宅で2LDK。


透明なガラスの筒の中に真っ赤な雲が湧き上がっていた。

ムーランルージュも100万回生きた猫もゴースト・ニューヨークの幻もラブストーリーで悲劇。
野良猫も白い猫と愛し合うことがなければ悲しみもなかった。愛は悲しみも含んでいる。

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