虫の話

Q. 虫は平気ですか?
A. ものにもよるけれど、まあ平気です。だけどゴキブリとかムカデはいやです。これらは見つけたら即殺す!

Q. 逃げてしまうほど苦手ではなく、殺すだけの余裕はある?
A.嫌いだけれど怖くはないです。うちでは僕でも女房でも、発見した人が即座にスプレーでシューっと殺します。

うちの女房は、虫が家の中に入って来ると、平気で手でつまんで外に出してやります。そういう風にバッタとかは逃がしてやるのに、「ゴキブリとムカデだけは殺す!」と言い切ってます(爆笑)ここは夫婦で100パーセント一致ですね。

Q. 写真が趣味でいらっしゃいますけれど、虫の画像はありませんね。
A. そうね、ありませんね。避けているわけじゃないです。単にチャンスがないからだと思う。いなきゃ撮れないもの。いれば撮ります。

Q. 子供の頃虫取り経験は?
A. 虫取りはあまりしなかったですね。外に出ていかない子でしたから、昆虫採集はしないタイプ。「昆虫の定義は羽が四枚で脚が六本」というのは覚えています。「ファーブル昆虫記」は読んだかなあ。多分読んでないな。

Q. 虫を食べるという経験は?
A. イナゴとかミツバチの子供とか、好奇心で食べたことはあります。気持ち悪くなかったですよ。でも別に特に美味しくないし、感動しなかったな。あえてまた食べようとは思わないなあ。

Q. 幼虫は気持ち悪くない?
A. 全然気になりません。ヤゴも芋虫も平気。

Q. 究極の虫刺され体験をご紹介ください。
A.一度蜂に耳の中を刺されたことがありました(爆笑)。スズメバチといったやばいのではなくて、ごく普通の蜂に。
千葉に住んでいた高校生の時、体育の時間に学校のグランドにいたら耳の中に蜂が入ってきて、耳の中を刺されました。
音がしたからぱっと手ではらったら、その瞬間に激痛!あれは今でもはっきり覚えています。速攻で保健室に行きました。腫れたのかなあ。見えなかったからわからない(苦笑)。
ともかく痛かった。授業中で同級生はいっぱいいたけれど、僕だけ刺されました。学校としても珍しかったらしく、呆れられました。

もうひとつひどい経験をしたのは南京虫。これは本当に痛痒い。せっかく虫の話題があがったから、アジアを放浪していた頃に身につけた南京虫の対処方を紹介します!

安い宿は絶対要注意です。安宿に泊まる時は、まずマットレスを持ち上げる。その下に南京虫がわじゃわじゃいるから、火をつけた蝋燭を持って来て、それらにロウをたらたらたらして焼き殺す。これが極意です、ふっふっふ。

Q. もし来世に虫に生まれ変わらなくてはいけなくて、どの虫になるか自分で選べるとしたら、何になられますか?
A.虫に生まれ変わらなきゃいけないの?いやだなあ・・・・・いやだなあ・・・・どうしてもというなら、短命の虫がいい。すぐに他のものに生まれ変われるじゃない(笑)。
蜻蛉(かげろう)とかが良いかな。蜉蛉は美的にも良い。鳴き声で選ぶとしたら秋の虫、コオロギとか鈴虫とか。セミは暑苦しい感じがあるし、何年も土の中にいるっていうのはごめんだな。

2017年8月30日 秋葉原マクトゥーブにて

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