2017年を振り返る
Q. 個人的に見て、2017年はどのような年でしたか?
A.大きなアップダウンとは無縁でした。
九星気学で言うと、乾宮に回座していたので、ようやくそれまでの八方塞がりを抜けて第一歩を踏み出す年だったのですが、そうするには厳しい一年でした(苦笑)。
体調もあまり良くなかったこともあって、なかなか思った通り物事が進まないという年でした。
Q. 体調不良でいらした?
A.病気してはいません。けれど、あちこちが痛い(苦笑)。
特に悪いのは腰です。最近はブロック注射で痛みが緩和されるのも2、3日で、注射を打ちに行くのは週一回になりました。
座っていたらそうでもないのだけど。座っていて立ち上がって動き始める時が特に辛いです。長く立っているのも辛い。横になっている時は痛くはないから、眠りには支障ありません。睡眠はとれています。
花粉症は一時期出ていたのだけど、最近出なくなりました。これって治るのかな?ここ数年症状が出ません。
謎です。いつの間にか消えちゃった。
Q. ご家庭は?
A.家庭は円満、可もなく不可もなく安定、平和。女房も二匹の猫も元気。
動物は医療費かかるから、猫が病気ひとつしないで健康でいてくれるのはありがたいです。
Q. お仕事的にはいかがだったのでしょう?
A.いつも通りお客様には恵まれて、大勢の方に来て頂きました。
年によって傾向というか偏りが多少あって、昨年は三碧木星の方の相談が多かったのかな。今年は四緑木星とか八白土星の方が増えるのではないかなあ、と考えています。
Q. 昨年は旅をなさっていないみたいですね?
A.考えてはいたけれど、二度ほどお水取りに伊豆へ行った程度で、大仕掛けな旅はしませんでした。
昨年は吉方位が南西しかなかったから、海外に行くとしたら選択肢は東南アジアしかなくて、今ひとつ行く気にならなかったからでしょうか。
東南アジアは好きなんですけどね。
昔放浪していた土地なんだけど、今行きたいかというとあまりそうではない、というわけで。
Q. 思い出深い出逢いは?
A.3DCG!休みの日はこればっかりでした!これからも頑張ります!
Q.「大きく動かない一年」だったのでしょうか?
A.本来だったら大きく動くべき年だったのだけど、明らかに波に乗り損ないましたね。
ひらめきはあったのだけど、気力なくてというか、実行する熱意が追いついて来なかった。それはそれで仕方ないです。何かよろしくない要素が悪さを起こしたわけでもないし。
Q. 生徒さん達についてお話しください。
A.やや増えています。二人増かな。
全部で十二人とか、そんな感じです。教室を経営するのなら大勢集めるのだろうけど、そういう動きは興味ありませんから、この数でほど良いです。
昨年も生徒達を対象に数回勉強会と無料占い会を開催して、実力を向上させるべく指導をしています。
Q. 空いた時間で、テキストの改定を行っていらっしゃいますね?
A.カードに描かれている象徴(シンボル)の見直しという作業に集中して、いろいろ書いています。
象徴をひとつひとつ調べ直して整理しながら、パメラさん(パメラコールマンスミス:ライダーウェイト版タロットカードの絵師)はなぜこれを描き込んだのかを問いています。
西洋人なら絵柄を見て「あ、これがこうね」と連想出来るものでも、日本人なら指摘されないとわからない、またはわかりづらい、というものが沢山あります。
例えば、ワンド6の馬に乗る男の頭にのっている月桂樹の冠。あれは勝利の象徴で、あれからアポロ(ギリシャ神話に登場する神様)を連想するというのは西洋人にとっては普通な流れであるわけです。
でも日本人には馴染みが薄い。
知らないとか、知っていてもすぐ思い出せないといった問題があります。ですから、絵柄の解釈にこだわることでカードの意味を読み取る術を高めようと考えています。
Q. 一年の最後になって関内の鑑定室「月天子」をお閉めになるとの知らせが舞い込みました。
A.月天子には5年間お世話になりましたが、二月末をもって閉めることになりました。そして、今後の新たな発展のために、新しい鑑定室を開くことに決めました。
現状をタロットカードで表すと、ソードの10逆は既に終わり、ソードのエースかカップ4逆という時期、動く時期ですね。
新しい場所も、僕の好きな関内で探しています。目星は少しずつつけていますけど、正式オープンまでまだしばらく時間がかかりそうです。今年中には開店させますので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。
2018年1月31日 秋葉原マクトゥーブにて