お化けの話

Q. お化けや幽霊を見た感じた、という経験はおありですか?
A. どっちも見たことは無いですね。
コロボックルはいます。
十数年前ある日僕の耳元で、「占い師」とささやいたのはコロボックルに違いないと信じています(注・占い師になれとの指示を受けた経験がおありです)。

火の玉らしきものは一回だけ見た事があります。薄い橙色といったものでした。小学校5、6年生の頃だったか、家の窓から外を眺めていたら、すうっと現れてすうっと消えて行きました。

Q. お化けや幽霊は存在すると思いますか?
A. うーん・・・・・。僕は信じないです。他の人が見たとか言っても反論はしないけれど、内心は否定的ですね。

Q. 海外で生活されていた時期も何も?
A. なかったなあ。あったのに気がつかなかったのかもね。

Q. 何かの気配とかすら?
A. うーん、気配はね、ちょっとあるようなないような。「ん、ん、ん」ってのを感じたことはあるけれど、それが霊なのか、悪いものかそうでないかとか、考えない。結び付けない。

Q. 河童なんてどうでしょう?
A. 河童はいて欲しい。信じてはいないけれど、いたらいいな。
田舎の川っぷち、鮎とか岩魚が住んでいるような清流といったところにいて欲しい。可愛い系の、身長1mくらいのがいいな。

Q. 墓地や廃墟で肝試しといった経験は?
A. ありません。遊園地の幽霊屋敷やお化け屋敷は何回かあります。女の子と一緒に。率先して行きたかったわけじゃなくて、友達とのその場のノリで「じゃあ入ってみようか」って。

Q. 怖い系の映画はお好きですか?
A. 昔の日本映画では「番町皿屋敷」とか「岡崎の化け猫」とか、結構好きでした。
アメリカのホラーだったら、断然「キャリー」が好き。あれは怖かった!僕はあの映画は映画館でポップコーンを食べながら見ていたんだけど、最後のあの有名なシーンで思わずぎゃあーって叫んで、ポップコーンを放り投げました(爆笑)!

日本の最近のホラー映画って怖いですよね!貞子系なんて、実際怖すぎて見られない。だから見てないです。予告編で十分怖い。見てないけどすごい!なんなんだろう、あの怖さは!

Q. 映画でそんなに怖がられるのなら、本当に見ちゃったらどうしましょう?
A. 見たら怖いだろうなあ。本当に怖いだろうなあ(しみじみ)。逃げちゃうかな。腰抜かしちゃうかもなあ。

Q. でも実は見たい?
A. 見たくないですよ。怖いもの(苦笑)。

Q. ご自身でホラー映画を作るとしたら、どんな作品になさいますか?
A. 一番自分で見たくない、最近の日本的な貞子系のやつを作りたいですね。
大勢の子供達がにこりともせずわらべ唄を歌ってるとか、少女が無表情ですうっと出て来るとか、そんな感じの。一番嫌なんだけどね(苦笑)。

Q. お化けなり幽霊なりに変身出来るとしたら、何になって何をしましょう?
A. 円山応挙の絵みたいな、怨念ぽい幽霊なんていやだな。もっと明るいのがいいな。

天狗がいいかな。空を飛べるのいいじゃないですか!妖術つかって、山里の上を好きにぐーるぐーる回って過ごす。
人間を脅かしたり悪さしたりなんてしない。ただぐるぐる高いところを飛ぶ。何かになれるのなら、絶対飛べるものがいい!

Q. では来世は天狗ということで!
A. 今もう既に天狗になってんじゃねえの・・・って(爆笑)?

2017年7月27日 秋葉原マクトゥーブにて

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