煙草

Q. 嫌煙の意識が高い時代ですが、たいそうな愛煙家でいらっしゃいます。
A. 肩身狭いです!大変です!でも煙草大好き。

Q. 吸われる量とブランドは?
A. 1日に一箱弱ですね。二箱くらいという時代もありましたけど、今は減りました。

吸うのはメビウスの1ミリ、これすごく軽いものです。あとはラッキーストライクのソフト。たまにハイライト、またはロングピース。この辺は強いもの。

Q. 始められたのは?
A. 時効でしょうからしゃべっちゃうけれど(苦笑)、高校時代。一年生か二年生の時でした。周囲に影響されてではなく、自発的に始めました。
最初はおいしくないと世間では言われているけれど、僕は最初の一口からおいしいと感じました。

それ以来かかさず、40年強!

Q. 禁煙経験は?
A. 実は一回だけあります。チャンピックスという、飲む禁煙補助薬があって、それを一回トライして、1年くらい煙草をやめていました。占い師になってからだから、案外最近です。7、8年前くらいかな。
でもふとしたきっかけでまた喫煙が復活。

Q. 食うに困る経験もあった放浪時代は?
A. 放浪時代も煙草はかかしませんでした(苦笑)。煙草か食事かとの決断を迫られたら、迷わず煙草!

一食抜いたって「お腹すいたな」くらいだけど、煙草がないと寂しい、落ち着かない。いらいらはしないけれど、物足りなさとか手持ちぶたさ感が募りますね。

Q. 喫煙の意義は?
A. 気分の切り替えです。一人鑑定し終わって、気分転換に一服して、という感じ。今は煙草の値段もそうそう高いから、占い師の必要経費で落とせないかなあ(苦笑)。

パイプは買ったことがあります。結構高いのを買いました。でもなんか格好悪かったというか身につかなかった感じで、しまい込んだらどっか行ってしまいました。
葉巻もアルカポネが吸うような太いのも、細巻きのも試したけど、違った。紙巻タバコに戻ってしまいました。

ライターは普通の100円モノでいいんです。立派なのは数個持っているけれど使っていません。持ち物のこだわりはなくて、単に煙草が吸えればいいだけです。

Q. 最近はどこも煙草が吸いにくくなりましたね。
A. 今はどこもそうですね。僕が住んでいる神奈川県もうるさいです。

Q. 冬のシベリアでの喫煙は特に難儀でした。
A. つらかったねえ(笑)。外はマイナス40℃だったからねえ(爆笑)。レストランを含め建物の中はどこも禁煙で、「ロシア、おまえもか!」と愕然としました。煙草を吸うには外に出なきゃいけない。
マイナス40℃とだと、ライターがつきにくいんですよ。ライターのガスが凍っちゃっていて、しばらく手でライターを温めておかないと火がつかない。驚きの経験でした。

それでもまたシベリアには行きたい!煙草も吸う!

Q. そんな愛煙家でいらっしゃいますが、「⚪︎⚪︎が手に入るのなら煙草をやめてもいい」というものはおありですか?
A. デヴィット・ギルモア(注・イギリスのロックバンド「ピンクフロイド」のギターリスト)のギターの腕!ギルモアと同等のギターの腕がもらえたら、煙草を止めてもいい!
バンド仲間はいなくてもいいんです。一人で出来ても充分楽しそうだから、家で一人でギュィーンとやってご機嫌になる!

2017年2月01日 秋葉原マクトゥーブにて

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