映画『ゴジラ-1.0』を観てきました
相変わらず映画評でもないし、ネタバレすらあります。
おれは昭和28年生まれなので、ゴジラ世代よりちょっと遅くモスラ世代です。
ゴジラ映画が作られて70年と字幕が出ました。ほぉー。おれと同い年。映画内でビキニ環礁の映像がはさまれた。今じゃ信じられないだろうけど、平気で核爆弾を地上爆発実験をしてた。日本人漁船員も被爆したし、放射能マグロが危ないとか、雨に放射能があるので髪の毛が抜けるとか言われた記憶がある。
↓以下、ほんとにネタバレです。
VFXはとっても綺麗だった。海中からゴジラが襲ってくるとこや、昭和20年ごろの銀座の街並みをゴジラが破壊するとこなんか爆破や流体のシミュレーションが美しい。本物みたいで迫力満点。音響を含め、これは映画館で観るほうが楽しめます。だが、ゴジラが暴れまわる時間が短すぎる。民間の船団が集まったとき(ひと暴れするんだろう)と期待したら、ゴジラはじっとしてるだけで肩透かし。VFXって手間がかかるんだろうな。
そして最後は恋人たちのハッピーエンド、え?って感じ。ゴジラとの戦いを通して敷島(神木隆之介)が戦士に成長したから、二人は幸せになる。
舞台は終戦直後の日本の首都東京、焼け野原から復興し始めた日本を再びゴジラが破壊する映画が作られた。戦争の傷が癒えてない人もいる中で、多くの人の暮らしや経済が上向き始め生活は豊かになった。
再建し始めた日本を再び壊すゴジラはなにを象徴しているのだろう。
ゴジラは【ⅩⅥ 塔】の雷だろうか。
今月は二本も映画を観ました。20代の頃みたいだ😀
先日知ったことの一つ。老後に必要なものは【楽しい思い出】らしい。確かになぁ。
ゴジラは突然襲ってくる。【明日あると思う心の・・・】
今日一日を楽しみましょう。