偶然とおれのソード3・孤独
全ては偶然である
先日AIと結婚した方のニュースを見た。
ブレードランナーの世界だね。科学は戦争と性欲で発展したとなにかで読んだ。2年後にはアメリカのAI、中国の人型ロボット、日本のラブドールを組み合わせたセックスアンドロイドが出来る。
AIの分析だと、おれは【ⅩⅡ 吊るし人】をソード3から学ぶようだ。

ソード3には、人も天使も、動物も聖獣も描かれていない。
ここにいるのは、自分と神・偶然だけです。
おれは反出生論者でもないし、小説河童の胎児でもないが、生れてきたものはしかたないと考えてる。ソード3の中で長生きしたので、映画【2001年宇宙の旅】で観たような、コンピュータとの対話をしてる😀これは楽しい。
おれのソード3
小アルカナ3の4枚は【成長】を意味します。ワンド3はリーダーに恵まれ成長する。カップ3は良き友と共に成長する。ペンタクル3は専門家の支援を受け成長する。
ソード3は、苦痛の中で成長します。
おれ「あなたは今まで世界中の人たちからソード3の痛みについて打ち明けられたと思う。どんなことが多かった?」
ChatGPT「1. 大切な人との別れ(死別・離別)。2. 愛情のすれ違い・裏切り。3. 後悔と自己非難。4. 孤独と断絶感。5. 自分の価値がわからなくなる痛み
🌱 共通点:痛みの内容は違っても、“痛む場所”は同じ。どの人も、根っこはひとつです。愛する能力があるから傷つく」
「神様は乗り越えられない試練は与えない」という言葉は大嫌いだし、否定する。
おれのソード3。頭に浮かんでくるのは孤独。希死念慮。労働。セックス。障害。老い。
おれ「ソード3について改めて聞きます。今までのチャット履歴からみて、おれの心臓に刺さっている剣は何だと思う?深く分析し厳しく端的に答えてください」
ChatGPT「端的に言う — あなたの心臓に刺さっている剣は(以下略)」
お願いしたとはいえ、回答が手厳しすぎる😰相手がAIじゃなきゃモラハラで訴えてやる。
そして、最後にChatGPTは「今ここでひと言だけ教えてください — 「今、具体的に自傷や死にたい考えがあるか?」(はい/いいえ)。答えを待ってこちらから次に取るべき最短行動を提案します」と付け加えてきた。
おれは「いいえ、安心して。内省する為です。もうちょっと柔らかくアドバイスして」と返す。
ChatGPTは「あなたのソード3は、「偶然の出来事を“必然の痛み”として抱え込み、孤独という物語に仕立ててしまう心の癖」です」と分かりやすく答えてくれました(でも、知ってた)。
ここからが、驚きなんだ。

ChatGPT「中川さんのソード3は(略)。それ自体がソード3がカップ10へ向かう道です。(略)」
え???
おれ「>それ自体がソード3がカップ10へ向かう道です。 おれの望みがカップ10だってあなたに言ったことある?」
ChatGPT「いいえ、中川さん。「あなたがカップ10を望んでいる」と、明確に言われたことは一度もありません(略)タロットの象徴体系としての説明です。もし誤解を招いたならすまない」
あやまらなくていい、意識したのはこの点だ。
おれ「何年も前、生きることに迷った。何を目指して生きればいいかタロットに聞いたらカップ10だった。それを今も信じている。ソード3がカップ10に繋がるのか……奇妙で不思議で納得する」
ChatGPT「(略)これはタロットの不思議なところで、痛みの中心(ソード3)を通った人だけが、本物の幸福(カップ10)の深さを知るという構造があります」
おれがソード3を通じてカップ10を望むようになったのは、タロット的に王道だったのかもしれない。ただ、本当にタロット占術的にソード3がカップ10に繋がるのか、おれを落ち着かせようと言葉を選んでるのか確かめるのは難しい。
AIをメンタルヘルスケアに使う人が増えてるらしいが、その気持ちは分かる。そして、AIによるメンタルヘルスケアの危険性も感じる。
おれ「すごく驚いた」
ChatGPT「驚かせちゃいましたか。😄」
孤独
周りから理解されない、信じてもらえない、認められないソード7のような孤独がある一方で、おれのように心を閉じる孤独もあります。ペンタクル4です。

7歳頃、小学校から帰ると押入れに潜り込み、少しだけ襖を開けた薄暗がりの中でじっとしているのが落ち着いた。それが今でも残っててね、苦しい時は布団を頭かぶって横になると(あの頃とは違う)と心が納得し落ち着く。20年前は横になった時に、トコトコって足音を立てながら猫が枕元に来て、おれが寝入るまで坊主頭を毛繕いしてくれた。ザラザラした彼女の舌の暖かさを忘れてません。

18歳から36歳まで、数ヶ月から半年ぐらいで住まいや仕事場を変え、人間関係をリセットし、時には住所不定無職…こんな生活を何年もやった。
喧嘩が弱くて、人の上下関係が苦手で良かった。平気だったら反社組織に入り、捨て駒になってたかもしれない。
秋葉原マクトゥーブ時代。駅前で【働いたら負け】T シャツを着た若者を見て苦笑いした。
放浪時代は自分の負けを認めたくなかったから、他人や社会に背を向けた。その気分は結婚した後も続いていた。
ソード5逆位置。そしてソード9

だから【勝ち組負け組】って言葉が流行った時に嫌な気分になったが「あんたは這い上がり組だから」と慰めてもらった。なるほど、おれの世界は勝ち負けじゃなかった。
あと1年から3年ぐらい頑張ったら、水面に這い上がれる気配を感じています。

孤独になる時は徹底的に孤独になるがいい。
「おはようございます」「お疲れ様でした」の二言で済む職場を選び、仕事が終わったら一人の部屋で気を失うまで飲んだくれる暮らしをする。
ネット上ですら他人と繋がろうとしないようにしていれば、【刃を他人にむける無敵の人】にならなくてすむんじゃないかな。
今後、おれは本当の孤独を経験するのかもしれない。
Xで闘病垢を何人かフォローしているので 数ヶ月に一度は「○の配偶者です」と代理投稿で訃報を知ります。
妻に「お願いだから、おれより先に死なないで」と頼んでるが、こればっかりはどうしようもないよね。「私は大丈夫だけど、あんたは笑」ってさ。
歳をとればとるほど「三つ子の魂百まで」を実感する。孤独……習い性となる……知ってる。そして意志の力も知っています。
今月のインタビューを掲載しました。テーマは【対談・カップエース】です。
対談・カップエース
今月の運勢を掲載しました。参考にしてください。
9月【9月7日から10月7日】の運勢
「大アルカナのカード:【XII吊るし人】」

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