花
Q. 花がお好きですね?
A.好きです。図鑑を買って花の名前を覚えるほどではなかったけれど、子供の頃から結構花は好きでした。
昔から一般的な男子ではなかったのかな。気にしたこともなかったけれど。
Q. その魅力とは?
A.綺麗ですよね、単純に。その上でつけ加えると、花は美しく咲いている時もそうだけど、しおれて行く姿も散って行く姿も、再生するのも、自分の人生に重ね合わせて感じ取れる何かを与えてくれます。
今の時期だったら、厳しい冬の後には必ず春が来ると、花が教えてくれているわけですよね。
Q. 桜はいかがでしょう?
A.染井吉野だけではなくて、彼岸桜、山桜、八重桜、しだれ桜、いろいろな種類全部大好きです。この季節はテンションが上がります。
カメラ片手に散歩して、女房の言い方だと徘徊して(笑)、いろいろな桜の写真を撮っています。
Q. 花の画像をちょくちょくブログに掲載なさいますね。
A. そう、道端系というか雑草系というか(笑)、そういう花も好きですね。目に付きます。写真に撮った花の名前がわからない時はネット検索すればわかります。いい時代になりました。
でも花壇の花といった、丹精込めた花も好きです。綺麗に花壇を造っている人はすごいなと思います
Q. 生け花をどう思われますか?
A.この前テレビでたまたま見たテレビの番組で、生け花が紹介されていました。
枝の飾り方なんかの、ほんのちょっとの角度の差で美しさが大分違うとは、「生け花の世界って奥が深いんだなあ、すごいなあ」と深く感心しました。
Q. 生け花には、伝統的なものとモダンなものとありますが。
A. どちらを選べと言われれば、伝統的な生け花より、最近のモダンなデザインが好きですね。今時の生け花は、正面からだけではなくて360度どこから見ても美しいっていう作品もあるじゃないですか。ああいうのが好きだな。
Q. いっそ習ってみる?
A. いやあ、習わない!無理でしょう。生け花は僕にはハードルが高いでしょう。あの世界はすご過ぎる!
Q. タイ、インドやベトナムといった、南国の花はどうでしょう?
A.好きですけれど、日本の花とは随分違います。
南国の植物はまず葉っぱの色が違うんです。緑の色がとても濃い。花が派手はそのせいかな。すっごい力強い緑に負けない派手な花ばかり咲いています。
熱帯地方から帰国して日本の緑を見ると、力が抜けますね(笑)。ほっとします。淡い色に癒されるのでしょう。そう考えると、日本のものに比べ、南国の植物には癒しの作用は少ないのかも。
Q. 植物園で眼を引く花は?
A. 蘭と温室の睡蓮かな。植物園に行くと、いろいろな種類を見比べることが出来て楽しいですね。
Q. タロットカードにも花はいくつも描かれていますね?
A.バラ、百合、桔梗、水仙、睡蓮といったところですね。
タロットは花言葉には関わりませんけれど、シンボルとして意味合いはあります。
僕が個人的に好きなのは百合です。カードで言えば、魔術師とかワンドの2とか。家に飾っているのもほとんど百合です。
Q. ご自分で買われるのですか?
A. 女房が買って帰ります。女房も花が好きです。
Q. 奥様に花を贈られることは?
えーとね、ここからは太い活字で書いて欲しいんだけど、世の中の男性達に一言。「なんでもない日に女房に花を買って帰ろう!」(笑)
記念日とかじゃ駄目なんです。ごめんなさいの印でも駄目なんです。ごく普通のなんでもない日に花を買って帰る!これ、効果絶大ですから!
2019年3月29日 秋葉原マクトゥーブにて